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字彙
「字彙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
字彙の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
たという。実はこの小河が岩下より出る故作り出した話だろ(スミス『希臘羅馬人伝神誌
字彙《ジクショナリ・オブ・グリーク・エンド・ローマン・バヨグラフィー・エンド・ミ....
「永日小品」より 著者:夏目漱石
終夜|槃桓磅※《ばんかんほうはく》しているのみである。 先生、シュミッドの沙翁
字彙《さおうじい》がある上にまだそんなものを作るんですかと聞いた事がある。すると....
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
部では玉を突いていた。図書館には沙翁《さおう》全集があった。ポルグレーヴの経済|
字彙《じい》があった。余の著書も二三冊あった。 ここは柔道の道場に使っています....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
五年版ガスター著『羅馬尼《ルーマニア》禽獣譚』)。コラン・ド・プランシーの『妖怪
字彙《ジクショネーランフェルナル》』四版四一四頁には、欧州に蛇が蛻《かわぬ》ぐご....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
料を出しイタリアで多く用いらる。一八八三年四版グリフィスとヘンフレイの『顕微鏡学
字彙《ゼ・ミクログラフィク・ジクショナリー》』六二三頁に、英国にただ一種|甚《い....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の羔《こひつじ》に異ならぬ。それに附会して種々の奇譚が作られたのだと(『自然科学
字彙《ジクチョネール・デ・シャンス・ナチュレル》』四巻八五頁)。予昔欧州へ韃靼か....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
り出た名で、冠を戴いた体がいかにも爬虫類の王者を想わせる(スミスの『希羅人伝神誌
字彙』。サイツフェルトの『古典
字彙』。『大英百科全書』それぞれの条。ウットの『博....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
まして。今日は帰るなといってきました。 女「そう。にぎやかでいいこと。あの英和|
字彙《じい》があるならお貸し遊ばしてちょうだい。 服「サアサアお持ち遊ばせ。今何....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
が通称しているコンブ(コブとも略称せられる。村田|懋麿《しげまろ》氏の『鮮満植物
字彙』にもこの誤りを敢てしている)そのものでは断じてない。では昆布の本物は何だと....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
ども百年後の今日に至りこの語を襲用するもの続々として出でんか、蕪村の造語はついに
字彙《じい》中の一隅を占むるの時あらんも測りがたし。英雄の事業時にかくのごときも....
「鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
写し物をしているので、何を写しているかと訊くと、その頃地学雑誌に連掲中の「鉱物|
字彙」であった。ソンナものを写すのは馬鹿馬鹿しい、近日|丸善から出版されるという....