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字類
「字類〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
字類の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
に印行せられた具平親王の『弘決外典抄』の数種を存するに過ぎない。具平親王の書は本
字類に属して、此に算すべきではないが、医事に関する記載が多いから列記した。これに....
「夜の靴」より 著者:横光利一
業から隔離され得られるものか験しても見たかったのだが、ときどき子供の鞄の中から活
字類の紙片が見つかると、水を飲むように私は引き摺り出して読んだりする。中に抽象的....
「辞書」より 著者:折口信夫
集めている。これは平安朝まで溯ることができる。『倭名類聚鈔』『新撰字鏡』『伊呂波
字類抄』、皆そうである。その前は、ことば――大事な語――を覚えさせることだった。....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
ククの名あることを知らぬ。 ことに蟾蜍には、和名抄・本草和名・新撰字鏡・伊呂波
字類抄以下、すべて比支(或いは比支加閇留)と訓してあるのである。しからばいずれに....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
疑いを容れないのである。 いわゆる放免が検非違使庁の下部であることは、「伊呂波
字類抄」に、「放免」(ハウメン廷尉下部也)とあることによっても明白である。そして....