存留[語句情報] » 存留

「存留〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

存留の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
武士道の山」より 著者:新渡戸稲造
てし、汝はその意を解し、その語を記憶す。されど彼らの声は汝らの裏《うち》に生きて存留せず。彼らの汝を見るや、汝はその眼光の透徹なるに驚く。されど彼らの眼の鮮光は....
上海」より 著者:横光利一
人種が、白種に滅亡せらるるの先導に非ずして他にはない。試みに思い給え。現在世界に存留する大民族は、即ち黄白の二種にして、彼の黒種紅種は早くも既に白種に征服せられ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
も異なる所はないはずである。 虎杖の方言歴史に関しては、幸いにして記録の徴証が存留する。『枕の草子』時代の京都語がイタドリであったことは、かの『枕の草子』の、....