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「孝謙天皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

孝謙天皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
んのう》第四十六代|孝謙《こうけん》天皇と申し上げてある書物もあるのであります。孝謙天皇は女帝におわします。弓削道鏡の悪逆、和気清麻呂《わけのきよまろ》の忠節な....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ら作りたもうた御製である。(この御製歌は天平勝宝五年五月はじめて輯録されたから、孝謙天皇の御代になって居り、従って万葉集には元正天皇を先太上天皇と記し奉っている....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
な山ではない。最高峰の観音堂は『八犬伝』に由ると義実の建立となってるが、寺記には孝謙天皇の御造立となっている。安房は国史にはかなり古いが、徳川氏が江戸を開く以前....
本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
織されました、宮中を衛るの義で、後の近衛府の起原を為したものでありますが、それを孝謙天皇にお譲りになります時に、 此の東人は常に云はく、額に箭は立つとも、背に矢....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
係のことを書いた『霊異記』をみても、その実例のはなはだ少からぬに驚かざるをえぬ。孝謙天皇の朝に犬養宿禰真老という人が、自度の沙弥の乞食を撃って悪死の報いを得たと....