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孤樹
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
在るが如し。 程途何ぞ啻一万里のみならん、戸口|都べて無し三百家。 夜は聴く猿の
孤樹に啼いて遠きを、暁には看る潮の上って瘴煙の斜なるを。 吏人は見ず中朝の礼、麋....
「親鸞」より 著者:三木清
然である。 *『倶舎論』には、「衆人、所逼を怖れて多く諸仙の園苑、および叢林、
孤樹、制多等に帰依す」とあるが、迷信の起原は我々の生の「所逼」、災害、無常等の生....