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学則
「学則〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
学則の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
名古屋の家中衆のなかには平田門人らが志を認めている人もすくなくない。藩黌明倫堂の
学則が改正せられてからは、『靖献遺言』のような勤王を鼓吹する書物が大いに行なわれ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
つてもいった如く、藩学校の明教館は文政の頃我藩の名君定通公が創始せられたもので、
学則の第一に『学は程朱に従ふべき事』とあったのだが、私はそれを取り除けて東京の大....
「学問の独立」より 著者:福沢諭吉
ちに生徒に接して教授する者もまた吏人にして、かつ学校教場の細事務と一般の気風とは
学則中に記すべきにも非ざれば、その気風精神のよりて生ずる源《みなもと》は、これを....
「経世の学、また講究すべし」より 著者:福沢諭吉
ある人いわく、慶応義塾の
学則を一見し、その学風を伝聞しても、初学の輩《はい》はもっぱら物理学を教うるとの....