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学区
「学区〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
学区の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
まで入れてある」 その小学校の名は時によって変っていた。一番古いものには第一大
学区第五中
学区第八番小学などという朱印が押してあった。 「何ですかそれは」 「何....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
やく端緒についたばかりのような時で、木曾谷は三大区にわかたれ、大小の区長のほかに
学区取り締まりなるものもでき、谷中村々の併合もそこここに行なわれていた。その後の....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
を遺憾とするし、西陣小学校の校長以下全職員は憤慨して、進退伺いをつきつけた。西陣
学区会は職員側を支持しているので、結局進退伺いは却下されるだろう。 だが云うま....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
幾つずつか合した小区があった。そうして学制においてもっぱら小学校設置等の事に当る
学区取締というのを、他の府県もほぼ同様だろうが、石鐵県は大区ごとに一人を置いた。....
「米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
ニユーヨーク州をもって始めとす。千八百三十五年、同州の発布したる同令中には、各小
学区は、文庫購入のため、初年度において二十ドル以内、及び、その書函に要する相当の....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
大阪ほど教育について金持の威張るところはない。二億円の都市計画が出来ても全大阪の
学区の統一は先任市長もよう手をつけなかった。
学区の統一さえ出来ない大阪に、学校を....