学問の自由[語句情報] » 学問の自由

「学問の自由〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

学問の自由の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
由の可能性の余地があるかも知れない、という差違が発見されるのである。ただその所謂学問の自由ということの意味が、更に厄介な問題なのだが。 二 学職ギルドとし....
文芸の主義」より 著者:森鴎外
う漠然たる名をつけて、芸術に迫害を加えるのは、国家のために惜しむべきことである。学問の自由研究と芸術の自由発展とを妨げる国は栄えるはずがない。....
記録狂時代」より 著者:寺田寅彦
にその状態を指定するに必要な尺度の読み取りの数もいくらでも増加する。近ごろよく「学問の自由」というようなことが議論されるようであるが、この自由なるものの自由度が....
錯覚数題」より 著者:寺田寅彦
り、A一A事件もB一B事件も起こらず、三原山もにぎわわず、婦人雑誌は特種を失い、学問の自由などという言葉も雲消霧散するのではないかという気がする。しかしそうなっ....
三年たった今日」より 著者:宮本百合子
乱と、最近全国の専門・大学男女学生が教育防衛復興闘争の一環として立ち上りはじめた学問の自由と独立擁護および授業料ねあげ反対の大運動にもあらわれている。 学生の....
五〇年代の文学とそこにある問題」より 著者:宮本百合子
る。」「最近は、私自身の関するせまい職域の限りでも、いわゆるレッド・マークとか、学問の自由というような新しい問題まで発生してきている。」「学問の自由を剥奪するこ....
日本の青春」より 著者:宮本百合子
社会一般の経済困難、戦争回避のために世界の良心が奮闘しつつある事実。日本の良心と学問の自由のためのたたかい。それらは、もとより学習院の土手を越した。同時に、いま....
婦人作家」より 著者:宮本百合子
うとする闘いと民族の独立、日本が軍事基地化されることに反対する男女の声は、文化・学問の自由を守る要求とともに科学者文学者のひろい層の発言となった。文学者の平和を....
カール・マルクスとその夫人」より 著者:宮本百合子
ら追いたてた。一八四〇年に、フリードリッヒ・ウィルヘルム四世がプロシヤ王となり、学問の自由を極力押えつけはじめた。大学の自由は失われ、学内の統一を乱すという口実....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
学資格に期待されている。 日本に真の民主的教育を普及させ、憲法の第二十三条(「学問の自由は、これを保障する」)、第二十六条(「すべて国民は、法律の定めるところ....
若き僚友に」より 著者:宮本百合子
ることを欲しない良心の蹂躙者である権力に向って、わたしは心から次の質問をします。学問の自由、良心の自由、理性の自由をまもろうという動機に立つ学生の運動を、ノン・....
まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
の全学連事務所は家宅捜索を受けたのだが、これに対して、学生の中から、研究の自由、学問の自由を擁護する運動が起っておらない。更に学校内の集会が禁止されても不思議を....