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学振
「学振〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
学振の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
準と社会的地位の向上のために役立つほど広範な影響をもたなかった。私学総連合会は私
学振興の財政的基礎を確立するために教育金庫法案を各党協同で一九四七年七月国会に提....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
)や之に準じる公私立大学一般の、学術の優等振りと品行の方正振りとを、即ち大学の科
学振りを、吾々は大体に於て知らないのではない。それから又杉村氏の科学上の研究を一....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
万ボルト以上のものが必要な筈だ。だからその対策として、長岡博士を委員長として、「
学振」の補助のもとに、理研内に欧米諸国と同等なイオン加速度装置を設けようとしてい....
「調査機関」より 著者:中井正一
くふみこんできた。第二次大戦およびその後の軍事的緊迫に伴って、厖大な軍事予算が科
学振興のためにばらまかれるようになってからは、科学的研究調査は急速に国家予算と結....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
らわからないという見本までに一応録音してみるのもお慰みかと思うが、主催者の日本文
学振興会では、技術的に録音不可能の理由で拒絶したとの話であった。その方が怪音を未....
「三国志」より 著者:吉川英治
もっぱら意をそそぐこととした。 新たに、文部の制を設け、諸所に学校を建てて、教
学振興を計った。 彼がこうして少し、善政を布くと、すぐそれを誇大にたたえて、お....
「テレビの科学番組」より 著者:中谷宇吉郎
シリイズものを、一時間番組として、放送している。 今の日本は、科学普及とか、科
学振興とか、全く馬鹿の一ツおぼえのように、科学、科学といっておれば、それで通る世....
「簪を挿した蛇」より 著者:中谷宇吉郎
の科学というだけでは、非常に影の薄いものであることは事実である。終戦後の日本の科
学振興とか科学再建とかいうものが、何を意味しているかは、誰に聞いてみてもよく分ら....
「科学映画の一考察」より 著者:中谷宇吉郎
答案が書けることを指してのことである。そういう風に「分る」ことが果《はた》して科
学振興になるのならば、今日事新しく科学精神などを説く必要もないであろう。 科学....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
界的研究は云うまでもないが、博士の存在で吾々の興味を惹く点の一つは、博士の独学苦
学振りだ。そして弟子の松村瞭氏の論文審査をボイコットされたことにからんで東大助教....