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「宇佐美〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宇佐美の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
つは内密だが、殿にもご用意はあるのだそうだ」 「へえ、そうかなあ、初耳だが」 「宇佐美の殿様の新案で、素晴らしい仏狼機を造っているそうだ」 「誰に聞いたな、え、....
旅愁」より 著者:横光利一
子や久慈が答えているうちに、突然大石は千鶴子を見て、 「じゃ、あなたはロンドンの宇佐美君の妹さんですか。」と驚いて訊ねた。 「ええ、兄を御存知でございますの。」....
半島一奇抄」より 著者:泉鏡花
と、莞爾々々と声を掛けて、……あれは珍らしい、その訳じゃ、茅野と申して、ここから宇佐美の方へ三里も山奥の谷間の村が竹の名所でありましてな、そこの講中が大自慢で、....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
われ、父の眼を偸《ぬす》んで行くという位になった。 それからこれは祖母の里で、宇佐美というがあった。この宇佐美の祖母の父なる人は当時もう死んでいたが、この人は....
決戦川中島 上杉謙信の巻」より 著者:坂口安吾
ればなりません。すみやかに春日山の留守兵二万の救援をもとむべきではありませんか」宇佐美はかく余に進言した。余はそれに答えて、 「信玄が余の背面をつかず茶臼山に現....
わが精神の周囲」より 著者:坂口安吾
も動かなくなり、ナメクジの海上歩行で辛くも辿りつく勇士もあるし、商船学校の豪傑は宇佐美の奥へ白帆の姿が消え去るほど流されて、救助艇がでた始末である。同乗の檀一雄....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
える大島は……と説明して、大島節をうたってきかせるから、自然顔を覚えたのである。宇佐美で身動きできなくなったが、網代でドッと押しこみ突きこみ、阿鼻叫喚、十分ちか....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
倒れたという報せをうけた。予感していたことが、やっぱり、と、克子は胸を痛め、良人宇佐美通太郎と共に馬車を急がせて、広大な大伴邸へのりつけたときには、叔父の大伴晴....
秋の筑波山」より 著者:大町桂月
。三楽は非凡の英雄也。故に秀吉も家康も期せずして、これを関東の一不思議としたり。宇佐美定行も言へり、当代、主君と仰ぐに足るべき人は、わが謙信公の外に唯々三楽ある....
「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
一緒にここへ来たんだがね。それも、先週の土曜にマラリアで死んじまったよ。ボクは、宇佐美ハチロウっていうんだよ」 五歳で、この蛮地へきて孤独の身となるだけに、な....
頼朝の最後」より 著者:田中貢太郎
衛尉、葛西十郎、筑後六郎、和田三郎、土肥先二郎、佐原太郎、多多良四郎、長井太郎、宇佐美三郎、佐佐木小三郎、南条平次、安西四郎など云う美男優長の輩であった。 そ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
正など、らんらんな眼をして、凄んでいる血気も多いが、べつに安房四郎左や安間了現、宇佐美、南江など、ふんべつ顔もまた少なくはない。 「おやかた」 「お、四郎左。意....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、小田の常陸ノ前司、長江弥六左衛門、長沼駿河守、渋谷遠江守、伊東前司、狩野七郎、宇佐美摂津ノ判官、安保の左衛門、南部次郎。 工藤は、ここでつけ加えた。 「なお....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、舌うちして、 「たれかいないか」 と、彼方の根小屋の一つへ手をあげ、そこから宇佐美弥次郎が駈けて来る姿へ。 「弥次郎、ひがし谷へ降りて、正季を呼んで来い。す....
私本太平記」より 著者:吉川英治
そして、墓場のような部落の内へさしかかると、先に偵察をかねて走り込んだ隅屋新左、宇佐美正安らが、駈け戻って来て、こう告げた。 「ここはまったく無人の部落、敵の一....