» 宇治

「宇治〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宇治の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
老年」より 著者:芥川竜之介
旦那《だんな》や中洲の大将などの御新造《ごしんぞ》や御隠居が六人ばかり、男客は、宇治紫暁《うじしぎょう》と云う、腰の曲った一中の師匠と、素人《しろうと》の旦那衆....
」より 著者:芥川竜之介
宇治《うじ》の大納言隆国《だいなごんたかくに》「やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れ....
追憶」より 著者:芥川竜之介
―髪を藁束ねにした褌かつぎが相撲膏を貼っていたためかもしれない。 一九宇治紫山 僕の一家は宇治紫山という人に一中節を習っていた。この人は酒だの遊芸だ....
蠅男」より 著者:海野十三
えります」 「あら、もう帰ってだすの。まあ、気の早い人だんな。いま貴郎のお好きな宇治羊羹を松が切っとりまんがな。拝みまっさかい、どうぞもう一遍だけ、お蒲団の上へ....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
らしいという。 二月十五日 ◯敵B29、六十機名古屋地区へ主力を、また三重県の宇治山田、浜松、静岡へも分力を以て来襲す。 東京へは七十三機ばかり来た。横浜方....
自叙伝」より 著者:大杉栄
てしまった。 父の家は、名古屋を距る西に四里、津島という町の近くの、越治村大字宇治というのにあった。今では、その越治村が隣り村と合併して、神守村となっている、....
歌行灯」より 著者:泉鏡花
えて、宗山を退治る料簡。 と出た、風が荒い。荒いがこの風、五十鈴川で劃られて、宇治橋の向うまでは吹くまいが、相の山の長坂を下から哄と吹上げる……これが悪く生温....
伊勢之巻」より 著者:泉鏡花
、女房達が、ずらりと大地に並びまして、一文二文に両換をいたします。さあ、この橋が宇治橋と申しまして、内宮様へ入口でござりまする。川は御存じの五十鈴川、山は神路山....
余裕のことなど」より 著者:伊丹万作
近ごろの世の中のどこを見てもそのようなものはない。 直情径行といえばすぐに私は宇治川の先陣あらそいでおなじみの梶原源太景季を想い出す。 「平家物語」に出てくる....
」より 著者:上村松園
体その人が立って、なお髪の末が四、五寸くらい畳を這うのを普通としていたのである。宇治大納言物語に、上東門院のお髪のながさ御身丈より二尺なおあまれりとあるが、その....
春昼後刻」より 著者:泉鏡花
前を通ろうとして、我にもあらず立淀んだ。散策子は、下衆儕と賭物して、鬼が出る宇治橋の夕暮を、唯一騎、東へ打たする思がした。 かく近づいた跫音は、件の紫の傘....
棲霞軒雑記」より 著者:上村松園
松園という雅号は鈴木松年先生が、先生の松の一字をとって下さったのと、絵を学びはじめたころ、私の店で宇治の茶商と取引きがあり、そこに銘茶のとれる茶園があったのとで、それにチナんで園....
白花の朝顔」より 著者:泉鏡花
処を、色白にして眉の優い、役者のある女形に誘われて、京へ飛んだ。初のぼりだのに、宇治も瀬田も聞いたばかり。三十三間堂、金閣寺、両本願寺の屋根も見ず知らず、五条、....
わが母を語る」より 著者:上村松園
とんびといって、今でいえばブローカーですな、これが茶を売りこみに来ます。「これは宇治の一品や」と言うても母は「まあ、飲んでみよう」と言って飲んでみる。よく味わっ....
古事記」より 著者:太安万侶
歌曲の一つ。―― 或る時、天皇が近江の國へ越えてお出ましになりました時に、宇治野の上にお立ちになつて葛野《かずの》を御覽になつてお詠みになりました御歌、 ....