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宇津の山
「宇津の山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宇津の山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
評判になって、人々みな恐れをなしたのは、このときである。 「駿河の国にいたりぬ、
宇津の山にいたれば、蔦《つた》、楓《かえで》はえ茂りて道いと細う暗きに、修行者に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
が一つ、路面に頭を出している。
「このような大きな山、薩陀峠《さったとうげ》や、
宇津の山道ならば、馬駕籠でも越せましょうが、これは、越すに越されぬ大井川と同じこ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
。小さな桶に鮓を入れたのを駕籠の中へ入れてもらったが、その桶が珍しかった。有名な
宇津の山の十団子は、小さな堅いのが糸に通してあるのだ。これは堅くて食べられなかっ....