守護不入[語句情報] » 守護不入

「守護不入〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

守護不入の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ルな奴があるんじゃねえかな、六所明神は武蔵の国の総社で、なかなかけんしきがある、守護不入てえことになっていると聞いたが、そこだ!」 がんりきの百は、この時した....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
うちくび》になることにきまったのかい」 「ところがね、大神宮様の御領内はね、それ守護不入《しゅごふにゅう》といって、世間並みの土地とは違うんだ。死罪にしてもね、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
今日に限って、この異国の、マドロス風の、漂流人らしいウスノロ氏の闖入にまかせて、守護不入の研究室までも荒させようというのは、あまりといえば無用心に過ぎる。 し....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ず馳込んだのは、駒井の常に研究室とするところの部屋であります。 さいぜんまでは守護不入になっていたこの研究室も、明日立つことになってみれば、すっかり開放されて....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
穴無の郷の公用というのは、その公文職の年貢なので、年一千疋が定額であったらしい。守護不入の地とはいうものの、延徳ごろの代官たる中村弥四郎のごとき、守護赤松の被官....