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安意
「安意〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
安意の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
、此の花は忽ち散果可申茎は其許さまへ蕾のまゝ差送候」はて…分らん…「差送候間|御
安意之為め申上候、好文木は遠からず枯れ秋の芽出しに相成候事、殊に安心|仕り候、余....
「松と藤芸妓の替紋」より 著者:三遊亭円朝
て親を泣かした人間だから、云わんと云ったら口が腐っても云いはしない」 庄「それで
安意致した……人が来やしないか」 徳「いや田圃の中で此の大雨、来る人はございやせ....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
菌・不具・古蒼を兼備して、彼の商品たる魑魅魍魎のひとりに化けすまし、おどろくべき
安意さでそれらを統率していたからだ。 じっさい、売物の黒円帽をかぶって売物の煙....
「囚われたる現文壇」より 著者:小川未明
主義者でなければならない。人間性の為めの勇敢な戦士であらねばならぬ。現実が極めて
安意な無目的の状態に見えるのも、或いは希望の光りに輝いて見えるのも畢竟、主観的の....