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「安祥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

安祥の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
小田原陣」より 著者:菊池寛
此の移封を以て一種の左遷と見做し、神君を敬遠したるものとして秀吉に毒づいて居る。安祥以来の三河を離れることは相当につらかったであろう。 併しそれにしたところで....
銅銭会事変」より 著者:国枝史郎
を泣きゃあがる」 翌日弓之助は軽装をして、三浦三崎へ出かけて行った。千五百石の安祥旗本、白旗小左衛門の次男であって、その時年齢二十三、神道無意流の大先生戸ヶ崎....
柳営秘録かつえ蔵」より 著者:国枝史郎
旗本、大久保|主計の養女として、お杉は貰われて行ったのであった。 大久保主計は安祥旗本、将軍|家斉のお気に入りであった。それが何かの失敗から、最近すっかり不首....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
は、今、腕組みをしている手をほどいてみたが、別段、深い冥想《めいそう》の底から、安祥として、現世の色界《しきかい》に戻って来たという足なみでもなく、そうかといっ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
と子は、すらすらと、この危険きわまる存在物の立ちはだかりの前を通り過ぎて、極めて安祥として二三間向うへ離れますと、 「どこへ行くのです?」 この時、物静かに、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
多景島《たけじま》の庵《いおり》に行いすましていた弁信は、全く落着かない心で、安祥《あんじょう》の座から立ち上りました。 「落着きません、竹生島へ渡ろうとして....