宗像[語句情報] »
宗像
「宗像〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宗像の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿部一族」より 著者:森鴎外
》、内藤長十郎|元続《もとつぐ》、太田小十郎正信、原田十次郎|之直《ゆきなお》、
宗像《むなかた》加兵衛|景定《かげさだ》、同|吉太夫《きちだゆう》景好《かげよし....
「名君忠之」より 著者:夢野久作
……あの薩州拝みの……」 「シッ……その事じゃ。あの増長者奴が、一昨年の夏、あの
宗像大島の島司になっているうちに、朝鮮通いの薩州藩の難船を助けて、船|繕いをさせ....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
にして取囲んでいるんだ。唐津、名護屋、怡土城、太宰府、水城、宇美、筥崎、多々羅、
宗像、葦屋、志賀島、残島、玄海島、日本海海戦の沖の島なんて見ろ、屈辱外交の旧跡な....
「父杉山茂丸を語る」より 著者:夢野久作
は又、私の処に帰って来て、大きな乳を私に見せびらかすようになった。同時に私等は、
宗像郡|神与村の八並から筥崎へ移転して来た。 私が九歳の時、お祖父様、お祖母様....
「水の女」より 著者:折口信夫
瀦郡は、古い水沼氏の根拠地であった。この名を称えた氏は、幾流もあったようである。
宗像三女神を祀った家は、その君姓の者と伝えているが、後々は混乱しているであろう。....
「最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
孫として祀っている者には、国造の称号を黙認していたようである。出雲国造・紀国造・
宗像国造などの類である。倭宮廷でも、天子自ら神主として、神に仕えられた。村々の君....
「狂歌師赤猪口兵衛」より 著者:夢野久作
て壺を振らせますので、誰も疑う者はおりませぬばかりか、それはそれは大した繁昌で、
宗像、早良の大地主、箱崎、姪の浜の網元なんどを初め福岡博多の大旦那衆、上方下りの....
「志士と経済」より 著者:服部之総
類を輸出した)国臣自らまず白石を訪い、その足で筑前の北条一派と相談し、帰途さらに
宗像《むなかた》郡大島の富豪佐藤大作とも謀って、すっかり計画が成り、早速連島から....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
も遠くを観ている。 たとえば。 西国の手当にしても、彼は、在京中の少弐頼尚や
宗像大宮司氏範らをさしむけて、豊前、筑後、肥後の兵を催させていたが、それらの将に....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
とじ、そして、一同の積極的な意気を篤と見たあとで、頼尚へきいていた。 「ここから
宗像までは道のりどれほどあろうかな」 「途中、山路もありますが、まず四里と見たら....
「山の人生」より 著者:柳田国男
、根原に新旧の二系統があった。朝家の法制にもかつて天神|地祇を分たれたが、のちの
宗像・賀茂・八幡・熊野・春日・住吉・諏訪・白山・鹿島・香取のごとく、有効なる組織....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
4 同 糟屋郡 2 同 鞍手郡 5 同 直方市 同 嘉穂郡 6 同
宗像郡 2 同 遠賀郡 10 同 八幡市 11 同 若松市 3 同....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
天神地祇すべて護法善神の列にあるものと考えられていたが、その中にも特に八幡大神や
宗像明神には、勅によって菩薩号を授け奉るとある。 常陸に現れた大己貴・少彦名神....