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宗八
「宗八〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宗八の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「おじいさんのランプ」より 著者:新美南吉
。 そこでみんなは、昔の鉄砲とまちがえてしまった。 「何だア、鉄砲かア」と鬼の
宗八《そうはち》君はいった。 東一君のおじいさんも、しばらくそれが何だかわから....
「三四郎」より 著者:夏目漱石
心《かんじん》の名前を忘れたとみえて、欄外というようなところに野々宮《ののみや》
宗八《そうはち》どのと書いてあった。この欄外にはそのほか二、三件ある。作《さく》....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
居の中の見物さえ、頻りに鴉鳴を聞いた、と後で云う。…… 二十六 「
宗八、
宗八。」 浪屋の表座敷、床の間の正面に、丸田官蔵、この成金、何の好みか、....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
。――日づけが当日、その日です。時間もちょうどでありました。 舞台では、もう「
宗八」というのがはじまっていたのですが、広書院の一方を青竹で劃っただけが、その舞....
「棚田裁判長の怪死」より 著者:橘外男
たのです。 「怪からん奴じゃ、無礼千万な! 勝手気儘に執権の屋敷へはいりおって!
宗八、剛蔵、確之進! 追い駈けて行って、搦め捕ってこれへ引き据えエ!」 青筋た....