宗和[語句情報] »
宗和
「宗和〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宗和の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「観画談」より 著者:幸田露伴
麩と、何だか正体の分らぬ山草の塩漬の香の物ときりで、膳こそは創だらけにせよ黒塗の
宗和膳とかいう奴で、御客あしらいではあるが、箸は黄色な下等の漆ぬりの竹箸で、気持....
「素人製陶本窯を築くべからず」より 著者:北大路魯山人
ことが方法によって出来得るか出来得ないかを考えられたい。 察するに諸氏はその昔
宗和が仁清を造ったなどという俗説をうかうか信じ、
宗和再生を夢見られたかも知れない....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
歌道の相手をしていたが、世が騒がしくなってから、明石の海辺に一庵をむすび、別号を
宗和、または隠月翁などと称して、漁師の子たちに、手習いを教え、自らは独り余生を名....