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宗教史
「宗教史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宗教史の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「読書法」より 著者:戸坂潤
分れるといっていい。第一は宗教一般に関する唯物論的研究の綱要的な紹介、第二は日本
宗教史の叙述、第三は現代の宗教復興の批判。 第一では、アニミズム・トーテミズム....
「旅愁」より 著者:横光利一
ごろだったが、彼はこの日の部分では意外に大きな拾い物を一つした。それは十三世紀の
宗教史の中から遅まきながらも聖トマスという人物の思想と働きとを見つけたことだった....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
して注意すべきは、マルクスがそのすぐ後を続けて「かかる物質的基礎を閑却するとき、
宗教史さえも無批判なものになって了う」と云って、各々の場合に於ける実際生活の事情....
「神サマを生んだ人々」より 著者:坂口安吾
熱 「君が安福軒のインバイ宿へ泊ったのが阿二羅教発祥の縁起だそうじゃないか。昭和
宗教史に特筆すべき一大情事だね」 と川野水太郎はイヤなことを云って大巻先生をひ....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
浦上信徒総流罪とは、ほとんどこの村中のキリシタンを全滅させたかに見えたが、浦上が
宗教史上世界に有名なのは、その迫害にも負けず、たちまち教勢を盛りかえして固い信仰....