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宗清
「宗清〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宗清の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
主 楽屋頭取 楽屋番 二、三人 その他大勢の若衆形、色子など
宗清の女中大勢
宗清の女房お梶 四十に近き美しき女房 その他重要ならざ....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
と今度は掌を組み、胸のまえで上下に強く振った。 「昭和四年二月十八日|歿す、俗名
宗清民の霊……」 老人の皺枯れた声が終るか終らないうちに、 「ううッ、ああア」....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ことだ――これは弥兵衛は弥兵衛だが、只の弥兵衛ではない、平家の侍大将、弥兵衛兵衛
宗清《やへえびょうえむねきよ》ではないか。 弥兵衛兵衛
宗清の本物を、お雪ちゃん....
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
あった。四条|中東の京の端、鴨川の流近く瀬鳴の音が、手に取って聞えるような茶屋|
宗清の大広間で、万太夫座の弥生狂言の顔つなぎの宴が開かれていた。 広間の中央、....
「平家蟹」より 著者:岡本綺堂
うもないぞ。 童丙 では、あすの朝、潮の干た頃に捕りに来ようかのう。 (弥平兵衛
宗清、四十余歳、今は仏門に入りて雨月という。旅姿、笠と杖とを持ちていず。) 雨月....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
場に対して上演中止を命令した。今度の興行はこれが一日の通し狂言で、中幕に八百蔵の
宗清、福助の常磐御前で、常磐津の「
宗清」を出しているだけであったから、この狂言が....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
太郎嶽などの内ぶところを車から振向いて、 「あそこに、平家部落があるんです。平ノ
宗清の一族とかが入った山だというんですがね」 と、たれかが説明してくれるものの....