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「宗茂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宗茂の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
阿部一族」より 著者:森鴎外
城内にはいって働いて、数馬は手を負った。同じ場所から攻め入った柳川の立花|飛騨守宗茂《ひだのかみむねしげ》は七十二歳の古武者《ふるつわもの》で、このときの働きぶ....
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
如松を大将軍として碧蹄館へくり出してくる。日本の方では小早川隆景、黒田長政、立花宗茂と云ったような九州大名が陣をそろえて待ちうける。いや、とてもわたくしが修羅場....
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
万の勢、平壌には、先鋒小西行長、宗義智、松浦鎮信以下一万八千の勢、牛峰には、立花宗茂、高橋|統増、筑紫|広門等四千の勢。開城には、小早川|隆景、吉川広家、毛利元....
島原の乱」より 著者:菊池寛
中話 城中の山田佐右衛門の口述書で、一名『山田佐右衛門覚書』とも云う。 立花宗茂島原戦之覚書 肥前国有馬古老物語 原城紀事 徳川実記 其他....
真田幸村」より 著者:菊池寛
忠信の冑を受け継ぐものは、忠勝の外にないと云われたり、関東の本多忠勝、関西の立花宗茂と比べられたりした典型的の武人である。 昌幸が、上田城を守って、東山道を上....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
は赤シャツ少尉なり。 「諸君、敵を前に控えて悠々と午餐をくう諸君の勇気は――立花宗茂に劣らずというべしだ。お互いにみんなそろって今日の夕飯を食うや否やは疑問だ。....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
将である。 差出人の方の名には、参軍の各将の人々が殆ど見られる。松平信綱、立花宗茂、黒田忠之、寺沢|堅高、等々々のうち、とりわけ私がおもしろく思ったのは、山本....