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「宗蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宗蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:島崎藤村
来たんでしょう」 達雄はお種と顔を見合せた。宗さんとは三吉が直ぐ上の兄にあたる宗蔵のことである。「どうも不思議だ、不思議だと思った」と達雄が言った。 「三吉の....
」より 著者:島崎藤村
うな風で、冷飯の三吉と向い合っていた。 金の話は余計に兄の矜持を傷けた。病身な宗蔵――三吉などが「宗さん、宗さん」と言っている兄――この人は今だに他所へ預けら....