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「官代〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

官代の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
のは当時の空をおおう雲行きであった。そこで新政府では外国交際の布告を急いだ。太政官代三職の名で発表したその布告には、幕府において定め置いた条約が日本政府としての....
夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
、村の有志|権藤管八、小学校教員斎田初雄、村のものともに追掛け出づ。一方より、神官代理|鹿見宅膳、小力士、小烏風呂助と、前後に村のもの五人ばかり、烏帽子、素袍、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
とくに頼みと思し召されておる武門は三家しかない。――一は水分の楠木、二は錦織の判官代、三は御当家ぞ。わけてここ石川ノ郷は要の地だ。このさい和殿が不在となっては心....
私本太平記」より 著者:吉川英治
はない。それらの者は、ふみとどまった少数の手兵と共に、 「おぼえておけ。錦織ノ判官代俊正とはわれぞ」 「石川の一族、石川義継が最期のさまを見よ」 つづいては、....