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官庫
「官庫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
官庫の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
厳禁したのは、人民に親切でも何でもなく、実は古教の堂塔に蔵せる無数の財宝を奪うて
官庫に充《み》てんがためなりし。よって古教亡びてまもなくローマ帝国の民元気沮喪し....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
を用いたものであるので、老女はそれを官に訴え出ると、それらは一種の贓品と見なして
官庫に没収された。 泰不華元帥はその当時|西台の御史であったので、その事件の記....
「三国志」より 著者:吉川英治
、長安へ移せ」と、いいつけた。 また、穀倉の処分は、「半ばを百姓に施し、半ばは
官庫に納むべし」と、命令した。 その米粟の額も八百万石という大量であった。 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
一門の老幼をつれて、その夜二更の頃、南門から落ちのびた。 占領後、曹操は、 「
官庫の財宝を封印して、兵火や掠奪から救い、そのまま、次代の司権者に渡すとなした張....