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「官武〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

官武の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
れは新帝が人民に誓われた五つの言葉より成る。万機公論に決せよ、上下心を一にせよ、官武一途はもとより庶民に至るまでおのおのその志を遂げよ、旧来の陋習を破って天地の....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
慣習を破ってかつて異国人のために前例のない京都建春門を開かせたもうたことを思い、官武一途はもとより庶民に至るまでおのおのその志を遂げよとの誓いを立てて多くのもの....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
。広い肩幅大きな胸には。並ぶメタルや勲章の数々。それも国家に偉大な功労。捧げた文官武官の連中が。滅多に貰えぬドエライ奴だよ。独逸、仏蘭西、英吉利、露西亜。日本な....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
る。 大きな勲章をぶら下げる。 兄弟までも宮中で 立派なお役にあり附いた。 文官武官貴夫人が 参内すれば責められる。 お后さまでも宮女でも ちくちく螫される、....
蝸牛の角」より 著者:和辻哲郎
うとする。しかし政治はかくのごときものであってはならない。明治大帝の詔にいう、「官武一途庶民に至るまで、」と。私利を先にして、天下万民に各々そのこころざしを遂げ....
三国志」より 著者:吉川英治
も改革を見ないわけにゆかない。まず、鍾※の大尉などが重なるところであるが、なお文官武官の多数に対しても、叙爵進級が行われ、天下|大赦の令も布かれた。 ここにひ....