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官歴
「官歴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
官歴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「なかじきり」より 著者:森鴎外
生の中為切とする。しかし中為切があるいはすなわち総勘定であるかも知れない。少くも
官歴より観れば、総勘定もまたかくのごときにすぎない。 これが過去である。そして....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
保は正親町三条から入って西家を嗣いだためか内大臣まで歴進したけれど、養祖父実清の
官歴はさまでに貴くなかった。養曾祖父とても同様である。しかして槐位まで達し得たか....
「源氏物語」より 著者:紫式部
とは大臣の心にも思われたのであるが、やはり残念な気持ちが勝って、ともかくも相当な
官歴ができたころ、娘への愛の深さ浅さをも見て、許すにしても形式を整えた結婚をさせ....