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定常
「定常〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
定常の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日常身辺の物理的諸問題」より 著者:寺田寅彦
面を鉢の縁辺に軽く接触させる。そうして顔を洗うために鉢の水が動揺すると、この水の
定常振動と同じ週期で一種の楽音を発することがしばしばある。それでよく気をつけて見....
「鐘に釁る」より 著者:寺田寅彦
填することによって割れ目の面における音波の反射をかなりまで防止し従って鐘の正常な
定常振動を回復することができるであろうと考えられる。もっとも割れ目の空隙が厚くな....
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
意味での periodic pattern の義である。こういう意味ではいわゆる
定常波もこの中に含まれてもいいわけであるが、この動的なそうしてすでによく知られて....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
了うという仕組みだ。道徳ほど恐るべきものはない。特に夫が国民的信念というような法
定常識によって裏づけられたり何かすると、もはや不可侵なタブーとなるのである。 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
ざる所で、……」とばかり、しばしはただなつかしげに見まもっていた。 これなん真
定常山の趙雲、字は子龍その人であった。 趙子龍はずっと以前、公孫※は城とともに....