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定廻り
「定廻り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
定廻りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
実はゆうべわたしの店にも同じ筋のことがありました。ところが、けさ早くに八町堀の御
定廻りからお呼び出しがあったので、とりあえずお役宅へ出てみると、和泉屋も一緒に来....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
身装《みなり》のいい男だったという申立てである。印籠はその場所に落ちていたのを、
定廻りが拾って番屋へ持ってきた。覆蓋《おおいぶた》をあけて見ると、赤い薬包が二服....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
るような語気で、 「むこうが中間、小者なら、こちらは、同心、加役《かやく》。……
定廻り、隠密、無足《むそく》、諜者《ちょうじゃ》。……下ッ引まであわせると五百二....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
十郎さん、詮《せん》じつめたところ、あなたの見こみはどうなんです。……なにしろ、
定廻り、隠密廻り、目明し、下っ引、と二百人にもあまる人数を総出させ、こうして蠣殻....