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定期航路
「定期航路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
定期航路の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
れおりし沙市行客船コロラド丸は一昨十二日解禁されたるを以て今十四日午後六時出帆、
定期航路に就く事となれり。 私は思わず机をドンとたたいた。 「……豪い……君が....
「北氷洋の氷の割れる音」より 著者:寺田寅彦
、莫大な富源の宝庫ヤクーツクの関門と見るべきレナ河口と、ドヴィナ湾との間に安全な
定期航路を設定しようというのだそうである。 映画「トルクシブ」を見たときに、ス....
「戦時旅行鞄」より 著者:海野十三
たいへん悪うございましてエヤポケットがナ……それにもう一つ残念ながら御行先の方の
定期航路は一昨日以来当分のうち休航ということになりましたので……それに……」 「....
「金狼」より 著者:久生十蘭
ば、多少まとまった金が手にはいる。それで小樽までゆく。小樽から青島へ行く貨物船の
定期航路があるはずだからそれで青島までゆく。あとはなんとかなるつもりだ」 山瀬....
「咸臨丸その他」より 著者:服部之総
たのが、横断太平洋汽船航路問題である――ということを明らかにする目的から、太平洋
定期航路の発生をしらべはじめてみると、行掛り上その船名や、トン数やといった、いわ....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
できる。第一は一八四七年に創立され、四九年からニューヨーク・サンフランシスコ間の
定期航路を開始した太平洋郵船《パシフィック・メイル》の汽船航路である。第二は、五....