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定詰
「定詰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
定詰の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三郎爺」より 著者:宮本百合子
夜の者の世話などをやいた。 けれども、山沢さんに死なれてから、彼の生活は、案の
定詰らない、張合いのないものになってしまった。彼は先ず、「急に眼が片一方潰れたよ....
「神仙河野久」より 著者:田中貢太郎
道と云う号を用いていた。もと豊後の杵築の藩士で、大阪|中の島にあった藩の蔵屋敷の
定詰であったが、御一新後大阪府の貫属となって江戸|堀に住んでいた。非常な敬神家で....