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宛書
「宛書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宛書の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「特許多腕人間方式」より 著者:海野十三
、タイプへ回した。夕方には、それが出来てきたので、ただちに郵便局へ出掛け、特許局
宛書留で出した。 これで黒白が決定しないとすると、この出願事件は、大体脈がなく....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
効果のないのには、すっかり気を滅入らしていた。 四日目の朝、石子刑事は署内自分
宛書留速達の分厚い封筒を受取った。それは思いがけなく逃走中の支倉喜平から来たもの....
「読書法」より 著者:戸坂潤
目されるべき書物だ。 (一九三六年九月・『生活と精神の科学』叢書・二十八巻・東
宛書房版・菊判二六〇頁・定価二円六〇銭) 12 ジード著 小松清訳『ソヴェ....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
みであったらしい。気が向くと弟子の帰りを待たしておいて悠々と墨を磨りながら一二枚
宛書いて与えた。 因に翁の和歌は誰かに師事したものには相違なかったが、その師が....