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宝相華
「宝相華〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宝相華の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「失楽園殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
う。そして、これが完全屍蝋の研究以外に、失楽園で過された生活の全部だったのです」
宝相華と花喰鳥の図模様で飾られた表紙を開くと、法水の眼は忽ち冒頭の一章に吸い付け....
「七宝の柱」より 著者:泉鏡花
幽なる幻である。その、十二光仏の周囲には、玉、螺鈿を、星の流るるが如く輝かして、
宝相華、勝曼華が透間もなく咲きめぐっている。 この柱が、須弥壇の四隅にある、ま....