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「実敵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

実敵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
創作家の態度」より 著者:夏目漱石
《かと》うし濠《ほり》を深こうして睨《にら》み合ってるように考えられますが、その実敵対させる事のできるのは名前だけで、内容は双方共に往ったり来たり大分入り乱れて....
古き小画」より 著者:宮本百合子
待って云った。 「儂には、妙にそのツランから来た若者という奴が心にかかるのだ。真実敵か味方かわからぬ――」 「――?」 ギーウの顔に顕れた意外の色は余り著しく....