実質主義[語句情報] »
実質主義
「実質主義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
実質主義の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「堕落論」より 著者:坂口安吾
よって御家騒動の処理をやり、弟は兄をやりこめ、兄は父をやっつける。彼等は本能的な
実質主義者であり、自分の一生が愉しければ良かったし、そのくせ朝儀を盛大にして天皇....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
の倫理学は人倫の要求により適わしいといわねばならぬ。いずれにせよ、この形式主義か
実質主義かの問題は倫理学上の根本問題である。 つぎに人性の千古の悩みである利己....
「日記」より 著者:宮本百合子
足したのでなくて、ある時代にはしわん棒と云われ得る天性のつつましさから発足した、
実質主義者なのだ。 十一月二十七日(日曜)(〃) 午後から、さつま薯《いも》を....