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実践哲学の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
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思想と風俗」より 著者:戸坂潤
、大体修身によって理解されるものであり、第二に倫理学的観念で、ブルジョア倫理学や実践哲学などで考える道徳である。この二つがどれも科学的な道徳観念でないということ....
道徳の観念」より 著者:戸坂潤
理学」ばかりではないので、政治学・法律学・社会理論・人性論(人間学)・制度理論・実践哲学、等々も亦ここに含まれていなくてはならぬだろう。だから之を以てすぐ様、倫....
デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
過ぎない。実践といっても、そこからでは形式的規範が考えられるだけである。カントの実践哲学は、近代社会における市民道徳の基礎附けである。私は決してカントの道徳的規....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
に吾々にとって理論的に充分読めるものとなる、という次第だ(和辻哲郎氏『原始仏教の実践哲学』参考)。 だが範疇又は範疇組織=論理を飜訳するという事は、Aのものを....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
なりわが国では虐待されている学問であるが、元来が一つの哲学の分科で、之こそ本当の実践哲学なのである。今日実践哲学と呼ばれるものは然るに大抵が倫理学のことなので、....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
、夫は現代の問題や時事問題、又政治問題などという、一つの応用哲学――恐らく一種の実践哲学――にぞくする課題を解くために存する、そう或る人々は考える。だからこうし....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
う。之はあまり自信もなく又評判も良くなかったが、同じやり口にぞくする『原始仏教の実践哲学』は、痛快なほどセンセーションをまき起こしたものである。 あまり哲学を....
哲学入門」より 著者:三木清
るのである。 第二章 行為の問題 一 道徳的行為 行為に関する哲学的考察は、実践哲学、或いは道徳哲学、或いはまた倫理学と呼ばれている。行為という場合、普通に....
読書遍歴」より 著者:三木清
その講義には山下君に誘われて二、三度出てみたきりであった。その時の講義はやがて『実践哲学講義』として出版されたものと同じ内容であったように記憶する。ナトルプ教授....
マルクス主義と唯物論」より 著者:三木清
然的な連関を洞見するには、大なる慧眼を少しも必要としない*。」と述べた。唯物論の実践哲学が何よりも特に共産主義の基礎であったのである。しかしながら、マルクスは同....
孔子」より 著者:和辻哲郎
かなる資料によりいかなる仕方で突き止めるかという問題に関しては、拙著『原始仏教の実践哲学』の序論、特に四七―一三一ページ、『和辻哲郎全集』第五巻三八―八九ページ....