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実践躬行
「実践躬行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
実践躬行の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「予が半生の懺悔」より 著者:二葉亭四迷
ム》の感化を受けたと同時に、儒教の感化をも余程蒙った。だから一方に於ては、孔子の
実践躬行という思想がなかなか深く頭に入っている。……いわばまあ、上っ面の浮かれに....
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
校長は修身を受け持っているので、生徒は中江藤樹の称をたてまつった。校長の口ぐせは
実践躬行の四字であった、かれの訓話にはかならず中江藤樹がひっぱりだされる、世界大....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
今後の努力に俟たなければならないけれども、併し両君もただ研究しているだけで、之を
実践躬行するのでなければ、銅像などは立てて呉れないものと覚悟しなければならないだ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
も完備し、四十余年の間五畿七道いたらざるところなく、四方を遊説《ゆうぜい》して、
実践躬行《じっせんきゅうこう》を以て人を教え導いて、その徳に化せられるもの十余万....
「大いなるもの」より 著者:宮本百合子
皆異って居るべきであるから或人は、哲学に宗教に自己を完成し、又は、芸術に、物事を
実践躬行する事に於て自己を完成するのである。 道徳的自己完成をはかる事は、昔か....