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「実道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

実道の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道徳の観念」より 著者:戸坂潤
らない。 なる程この道徳界は経験界(自然界)と全く無関係なものとは云えない。事実道徳界は経験的現象界を通じて見出される他はないだろう。人間は道徳界にぞくするも....
連環記」より 著者:幸田露伴
愈々日に月に其傾向を募らせ、又其傾向の愈々募らんことを祈求して已まぬのをば、是真実道、是無上道、是|清浄道、是安楽道と信じていたに疑無い。それで保胤は性来慈悲心....
長崎の印象」より 著者:宮本百合子
ぐ引かえして行った。 「お父さん、お客さまあ」 と、晴やかな声が聞える。――三浦実道氏に、永山氏からの名刺を出した。 崇福寺などと同様、この福済寺も朱塗で、大....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
はなはだ道理あるに似たり、いかん。政教子曰く、その説はなはだ道理あるに似て、その実道理あらず。これ、余がかつて『仏教活論』中に論明せるところにして、その書を一見....