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実銘
「実銘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
実銘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
成程|然《そ》うかえ、能く墓参《はかめえ》りをする、中々|温順《おとなし》やかな
実銘《じつめい》な男だと云って、村でも評判が好《い》い」
賤「本当に極くおとな....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
ようと云う天稟の気象で、三の倉の産で、今は市城村に世帯を持って筏乗をして母を養う
実銘な人。此の人は力がある尤も筏乗は力がなければ材木を取扱いますから出来ません。....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
で一寸言伝をなさるよう」 母「有難うございます、御親切様に、彼の母は私共へ勤めて
実銘な者で、それも亡なりましたそうですが、それでも彼が芸者とか何とかで母を養いま....