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客位
「客位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
客位の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の怪しげなりつる男、まづ内へ入つて、須臾《しゆゆ》の間に衣冠を正しくして、秀郷を
客位に請《しよう》ず、左右|侍衛官《しえのかん》前後花の粧《よそお》ひ、善尽し美....
「三国志」より 著者:吉川英治
、いちいち名を問い、いちいち礼をほどこしてから、 「いただきます」 と、静かに
客位の席へついた。 その挙止は縹渺、その眸は晃々、雲をしのぐ山とも見え、山にか....