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「客夢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

客夢の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
当分断念したか、または老後の楽しみにあとあとまで取っておくつもりだったと見える。客夢回時一鳥鳴。 夜来山雨暁来晴。 孤峯頂上孤松色。 早映紅暾欝々明。 二十九....
西航日録」より 著者:井上円了
乗船す。海上、風静かに波平らかなり。 海風吹断月如環、望裏送迎英北山、汽笛一声驚客夢、輪船已在愛蘭湾。 (海の風はとだえて月が輪のような姿をみせ、これをはるかに....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
る人を照らすのであった。) 七日、雨のち晴れ。夜いまだ全く明けざるに、汽笛一声客夢を驚かす。ときに、船すでにケープベルデ島、セントビンセン港に入る。その島はポ....