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客心
「客心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
客心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「モルガンお雪」より 著者:長谷川時雨
うのが、古来、廓《くるわ》の女に関しては、ことさらに定法《じょうほう》のようなお
客心理だ。 それが、京都の客ばかりでなく、大阪からも来る、東京のよんどころない....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
張祖翼 逖先未定艸 風雨共帰舟、言従海外遊、鐙明孤塔遠、風圧片帆遒、海水平如砥、
客心間似鴎、他年応相済、莫漫説欧洲。 (風と雨とともに舟に乗る、ここに海外の視察....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ては、いよいよ彼は恐懼して冥加に感涙したであろう。君公藩臣、知己朋友すべて孤独な
客心から観れば、一人として恩人でない者はないという気もちもわいたことであろう。そ....