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「客愁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

客愁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
柿の種」より 著者:寺田寅彦
民謡を聞いていると、ふた昔前のイタリアの旅を思い出し、そうしてやはり何かしら淡い客愁のようなものを誘われるのである。 ナポリの港町の夜景が心に浮かぶ。 朧夜を....
西航日録」より 著者:井上円了
港に泊す。同港は海峡を隔ててスコットランドと相対す。 北游一夕泊津頭、愛海風光慰客愁、雲水渺茫望窮処、青山一髪是蘇州。 (北のかたに遊び、その夜は港に宿泊した。....