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客観的妥当性
「客観的妥当性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
客観的妥当性の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
の結論である。科学の有つべき真理性の出処が、形而上学故に固定して考えられた所謂「
客観的妥当性」などにあるのではなくて、現実の認識を前進させる処の、もっと実際的な....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
なくもない)意志の自律性を強靭に固守する点で形式的主観的でありながら、人間行為の
客観的妥当性を強調して、主観的制約を脱せしめようと努め、また学的には充分な生の芸....
「範疇としての空間に就いて」より 著者:戸坂潤
以上のことは次のことを証明している。即ち、主観は本当の意味に於ける――所謂真理の
客観的妥当性というが如きものではない――客観そのものを構成することは出来ない、と....