室員[語句情報] » 室員

「室員〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

室員の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
次郎物語」より 著者:下村湖人
えに、廊下をあるいて、それとなく各室の様子をのぞいてまわったが、どの室よりも早く室員が寝床についていたのは、第五室であった。そして、大河無門は、その一番はいり口....
街の探偵」より 著者:海野十三
転がっていた。鑑識課員に交って憲兵の姿も見える。 日本飛行科学研究所の第四研究室員七名が、研究中に揃いも揃って、冷たい屍体となり終ったのであった。この愕くべき....
長崎の鐘」より 著者:永井隆
断を新たにした。怪我人は約百名だ。これをどこへ送って、どう処置するか、とにかく教室員を集めなければならぬ。その教室員もおそらく半数はやられているだろう。とにかく....
ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
下の心を教室に結びつけたものは空襲であった。身辺に落下する爆弾や機銃弾の中で、教室員が心も体も互いにぴったりより添って活動した幾度かの生命がけの救護隊の体験は私....