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室堂
「室堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
室堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
まり、その夜は寂莫。静かな雪が落ちているのみ。 十三日 晴 八・四〇発 一・〇〇
室堂 二・一五一ノ越 三・〇五立山頂上 四・一〇
室堂 六・一五弘法 朝起きて見....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
るべくお知らせをしたくないと思っています。鐙小屋《あぶみごや》の神主さんは、また
室堂《むろどう》へ上って行《ぎょう》をしておいでなさるのだから、誰もそのほかに、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
や》であり、ある時は坊主小屋であり、あるいは神仏混淆《しんぶつこんこう》に似たる
室堂《むろどう》であったりする。 由来、坊主小屋は樹下に眠り、石上を枕とする捨....
「越中劍岳先登記」より 著者:柴崎芳太郎
) 人夫 氏名不詳 の四名を引率して登山の途に就き、同日は
室堂より別山を超え、別山の北麓で渓を距る一里半ばかりの劍沢を称する処で幕営し、翌....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
裏の平地に達し、小憩して昼食。十時三十五分、出発。十一時、別山乗越着。長次郎等を
室堂に遣り、米味噌|其他の必需品を購わしめ、吾等は悠々|山巓を南に伝いて、午後二....
「黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
幾分なりとも充し得たことに満足して、思い切って本流を離れ、仙人谷を遡って、立山の
室堂に出ることを心の中では既に思い定めていたのであった。 兎も角も谷へ下りるこ....