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室温
「室温〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
室温の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
種の黴菌)の植物状のもの(胞子ではなく)を、十分乾燥された状態で使用した。これは
室温においては、約三日間にその半数だけが死滅するのであるが、液体空気の温度では、....
「爬虫館事件」より 著者:海野十三
「いやそう簡単に明けられません」鴨田は強く反対した。「あれを明けると、爬虫館の
室温や湿度が急降して、爬虫に大危害を加えることになるので、ちょっとでも駄目です」....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
能におちいった、どこの故障なるや解くことをえず。艇および艇内気温異様に急上昇す、
室温摂氏三十五度なり。乗員裸となる。二等運転士|佐伯、怪星を前方に発見す、太陽系....
「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」より 著者:海野十三
なまことに短いものであったけれど―― 「×年×月×日。雨。」 気圧七五〇ミリ。
室温一九度七。湿度八五。 遂に妾は、決意のほどを実行にうつした。 この世に只....
「変った話」より 著者:寺田寅彦
る理由はたしかにある。そう云った風に夢中になっているときには、暑さや寒さに対して
室温並びに衣服の調節を怠るような場合がどうしても多い上に、身心ともに過労に陥るの....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
ところで第35図においてCなる箱の内部での水蒸気流の状態を見るために、下の水温が
室温より高い場合と低い場合とについて、それぞれ箱内の各点での温度を測定して見た。....