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宮城
「宮城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宮城の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白」より 著者:芥川竜之介
っている。
読売新聞。小田原町《おだわらまち》城内公園に連日の人気を集めていた
宮城《みやぎ》巡回動物園のシベリヤ産|大狼《おおおおかみ》は二十五日(十月)午後....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
注意を払わなかった由。 ◯毎夜八十戸だ、二百戸だと焼ける。 ◯中島工場は356、
宮城は57の地図を、敵が用意している。 ◯昨一月三日の名古屋の空襲に、市内はかな....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
もとび越えて、底知れぬ岩の斜面《しゃめん》にそっておりていく。その先にあるのは竜
宮城《りゅうぐうじょう》か、それとも海魔地獄《かいまじごく》か。 とつぜん樽ロ....
「地球要塞」より 著者:海野十三
人工であることが、すぐわかった。 「おい、オルガ姫。艇の前に今見えている黄色い竜
宮城《りゅうぐうじょう》みたいなものがあるが、あの地点はどこかね。つまり、日本の....
「橋」より 著者:池谷信三郎
ショペンハウエル。Mの字のつく世界的音楽家は? ムゥソルグスキイ、モツァルト、
宮城道雄。断髪の美点は? 風吹けば動的美を表す。寝沈まった都会の夜を見ると何を聯....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
三十余りの短篇を時代順に連ねた長篇だった。僕は火の粉の舞い上るのを見ながら、ふと
宮城の前にある或銅像を思い出した。この銅像は甲冑を着、忠義の心そのもののように高....
「幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
もみかえらずに、参事官はずんずん東通をとおりぬけて、高橋広場にでました。ところが
宮城広場へ出る大きな橋がみつかりません。やっとあさい小川をみつけてその岸に出まし....
「あのころ」より 著者:上村松園
葉茶屋 それも間もなくのことで、御一新になり、天子様が御所から東京の
宮城へお移りになられたので、京都は火の消えたようにさびれてしまい、廃刀令も出たり....
「余齢初旅」より 著者:上村松園
いう名はなるほどこの光景にふさわしいと思ったが、しかし朝になってみるとあれほど龍
宮城かなにかのように美しかった金色の家々がまことにきたならしい家根であって一向お....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
好むや」とたずね、その好める人の指を風呂敷の上に加うるを要す、云云。 このごろ
宮城県|伊具郡川張村、山本氏より寄せられたる報知によるに、該地に行わるるところの....
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
島は満洲朝の滅亡と共に雄図|蹉※し、近くは直隷軍の惨敗の結果が宣統帝の尊号|褫奪
宮城明渡しとなって、時事日に非なりの感に堪えないで腕を扼しているだろうが、依然信....
「西航日録」より 著者:井上円了
驚くべきほどにあらず。宮内の各室を通観するだけに二時間余を費やせり。これをもって
宮城の広きを知るべし。 ロシアに入りてその風俗を一見すれば、たちまち東洋に帰り....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
健六、瀬木本雄諸氏の出迎えあり。これより瀬木氏の案内にて、博物館、美術館、公園、
宮城等を周覧し、有名なるビール店ホフブランハウスに至りて喫飯せり。宿所はクリスト....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
いたころの東京である。私はそれには乗らず、鍛治橋から二重橋へ向かい、うやうやしく
宮城を遥拝した。 上野の博物館へはいって、出てからふと気がつくと、がま口がない....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
庇護を受けた』 とあり、また“驢背集”という詩集には、 『日本軍の入城に依って
宮城が守られ、逃げる隙なく宮中に残った数千人のものは日本軍に依って食を与えられた....