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「宮武〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宮武の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
丘弥生町二番地 東京帝国大学 明治新聞雑誌文庫主任者 戯称 廃姓外骨再生外骨 (宮武)外骨 是本名也 讃岐平民 慶応三年正月生 電話小石川 二六九番 新著和本出....
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
兵部、すなわち西上野先方衆や、朝比奈駿河守、岡部丹波守、すなわち駿河先方衆や、間宮武兵衛、伊丹大隅守、海賊係の人々は、その右側に控えていた。江間常陸守、入沢五右....
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
家さんの女中さんらしいのがかれすすきの唄をうたって横の道を通っている。大家さんは宮武骸骨さんと云う人なのだそうだ。家からずっと離れた丘の上に邸があるので、ここの....
十二支考」より 著者:南方熊楠
を助くる善性、半ばはこれら馬鬼の悪性を取って建立された半菩薩半鬼王だからだろう。宮武《みやたけ》氏が出した『此花』四枝に、紙張子の馬を腰付けて踊り走る図三を出し....
十二支考」より 著者:南方熊楠
噛み砕いて付けてよしと出づ。田辺近村で今も蝮に咬まれた所へ柿また柿の渋汁を塗る。宮武粛門氏説に、讃岐国高松で玄猪《げんちょ》の夜藁で円い二重の輪を作り、五色の幣....
「現代日本小説大系」刊行委員会への希望」より 著者:宮本百合子
ちと明日の日本の文学を真すぐにのばしてゆくためには、小田切秀雄著「発禁作品集」、宮武外骨の「筆禍史」をも十分研究した文学史が必要である。写実主義時代といえば、二....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
纂物が出版されている。之は『明治文化全集』の文明開化論からもうかがえることだし、宮武外骨の『文明開化』という本からも知ることが出来る。今にして思うのだが、思想の....
「黄銅時代」創作メモ」より 著者:宮本百合子
歩き、夜道をしながら。省吾さんのことについて議論する。 二十九日 午前中に、宮武が来る。原稿のこと、並、坪内ホームスのこと。 五月四日の夜、Sunday――....
戦後新人論」より 著者:坂口安吾
いんだ、というようなフテクサレタ態度を示したものである。不世出の大打者と云われた宮武がそうであった。そして練習もおろそかに、あたら天分をもちながら、もっぱら三振....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
の虚妄《きょもう》なるに対抗し、真正自由なる芸術の勝利を立証したるものならずや。宮武外骨《みやたけがいこつ》氏の『筆禍史《ひっかし》』は委《つぶ》さにその事跡を....
正宗谷崎両氏の批評に答う」より 著者:永井荷風
はなお稀であった。小島烏水《こじまうすい》氏はたしか米国におられたので、日本では宮武外骨《みやたけがいこつ》氏を以てこの道の先知者となすべきであろう。東京市中の....
憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
ある。(俗説には峰延上人を鑑真だと云っているが、古くその説はない。) 本号所載宮武省三君の憑物雑話の中に、南洋にも全くこれと同じ様な行事のあることが見えている....