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宰予
「宰予〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宰予の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
で悪人だとは極っていない。史記の仲尼弟子列伝中に孔子が、「吾言を以て人を取り之を
宰予に失う。貌を以て人を取り之を子羽に失う」と云っている。
宰予と云うのは論語にも....
「弟子」より 著者:中島敦
な故実家の子夏《しか》。いささか詭弁派的《きべんはてき》な享受家《きょうじゅか》
宰予《さいよ》。気骨《きこつ》稜々《りょうりょう》たる慷慨家《こうがいか》の公良....
「失うた帳面を記憶力で書き復した人」より 著者:南方熊楠
がら、しきりに眠りを催しければ、側《そば》にありたる大福帳を引きよせ、枕にして、
宰予が楽しみに周公をや夢みられしと思わる。ややあって目をさまし、暮れがたき日を憾....