宰相の中将[語句情報] » 宰相の中将

「宰相の中将〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

宰相の中将の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
がいっそうはなやかに引き立って見えるのを、女房たちは楽しんでながめている所へ、源宰相の中将が、これも鈍色の今少し濃い目な直衣を着て、冠を巻纓にしているのが平生よ....
源氏物語」より 著者:紫式部
という歌が小さく書かれてあるのにお目がついて、わざとらしくお読み上げになった。宰相の中将が来た使いを捜させ饗応した。紅梅|襲の支那の切れ地でできた細長を添えた....
源氏物語」より 著者:紫式部
故人の宮様がそのほうの教育をよくされておいたために」 などと口々に言っていた。宰相の中将が、 いつぞやも花の盛りに一目見し木の下さへや秋はさびしき 八の宮に....